前回のBlogの続きです。
年金資金「株運用」に重点…129兆円は博打に消えるのか
上記urlより一部転載
運用状況(昨年12月末)は国内債券が55%、国内株式が17%、外国株式が15%――となっているが、GPIFはこのうち、国内株式を2割以上に引き上げるとみられている。
「GPIFが1%引き上げれば、国内市場に流れるカネはざっと1兆円。仮に2割台まで引き上げれば、3兆~5兆円が動く。日経平均は跳ね上がるでしょう」(株式ジャーナリスト)
株価が政権支持率に直結する安倍政権は大喜びだろう。しかし、大儲けする時もあるが、大損する時もあるのが株だ。いくら将来の年金積立金を殖やす目的とはいえ、国民から集めた公的資金をこれ以上、「博打(ばくち)」に投じていいのか。しかも今後はプロに任せず、自家運用するというから余計に不安になってくる。
今は堅調な国内市場も未来永劫、株価が上がり続けるワケではない。投じた資金が巨額であるほど損失は莫大になる。そうなった時、誰が責任を取るのか。
一部転載以上
GPIF改革、日本株は20%超へ調整=政府・与党筋
上記urlより一部転載
[東京 7日 ロイター] - 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用改革は、焦点となっている日本株への配分を20%超に増やすことを想定し、9月末にかけて調整を本格化させる見通しであることが7日、複数の政府・与党関係者への取材でわかった。デフレからの脱却を見据え世界最大の年金運用は「脱国債」に向けて動きだす。
現在の規定では日本株への配分は12%となっている。これを大幅に引き上げるのは、資産126兆円を効率的に運用できるようにするためだ。
これまでは大半を国債(60%)で運用してきたが、日銀が目指す2%の物価上昇が実現すれば長期金利は上昇し、保有国債の価値は下がりかねない。米国最大の公的年金基金、カルパース(カリフォルニア州職員退職年金基金)などが、債券に偏った運用を試行錯誤の末、株へのシフトを進めてきた海外の例も参考に、調整を本格化させる。
具体的には、国内債券を60%から40%程度にする一方、国内株の比率を12%から20%超にする案が浮上している。同様に、外国株への配分も厚くする検討を進める方向で、政府関係者によると、今後の議論の状況によっては、今の組織形態としては初めて国債と、国内外の株式比率が逆転する可能性もある。
一部転載以上
年金積立金管理運用独立行政法人ってどんな組織?って興味のある人は以下を参照
運用実績まで書いてあるぞー
その中からちょいと転載
年度 | 収益額 | 収益率 |
---|---|---|
2001年度(平成13年度) | −6,564億円 | −1.80% |
2002年度(平成14年度) | −2兆5,877億円 | −5.36% |
2003年度(平成15年度) | +4兆7,225億円 | +8.40% |
2004年度(平成16年度) | +2兆3,843億円 | +3.39% |
2005年度(平成17年度) | +8兆6,795億円 | +9.88% |
2006年度(平成18年度) | +3兆6,404億円 | +3.70% |
2007年度(平成19年度) | −5兆5,178億円 | −4.59% |
2008年度(平成20年度) | −9兆6,670億円 | −7.57% |
2009年度(平成21年度) | +9兆1,850億円 | +7.91% |
2010年度(平成22年度) | −2,999億円 | −0.25% |
2011年度(平成23年度) | +2兆6,092億円 | +2.32% |
2012年度(平成24年度) | +11兆2,222億円 | +10.23% |
累計 | +25兆2,209億円 | +2.02% |
転載以上
ぇ!最後の文読んでね!!安定に資することって。。。。。なんか違う方向性になってないか?
因みに2013年度はどうなっているんでしょね~。
どこかに書いてあったので気になる人は調べてね?
どう見ても2012の運用益の向上ってアヤシイよな。
同じような心配しているサイトも紹介しておきまっか?
http://hosyuquality.blog.jp/archives/1004093257.html
公正を期すため本家も以下に
http://www.gpif.go.jp/operation/archive.html#tab_01
まず、疑うのは隠し損
ここからは正確に見えて来ない。
http://www.gpif.go.jp/operation/archive.html#tab_02
その中の(注3)
- 財投債の簿価欄は償却原価法による簿価に、未収収益を含めた額です。
完全に利益確定してない金額だということで、それを簿価と言う。
帳面上は利益が出ているけれど、手元に現金はなく、今!!!すぐ!!!売れたらこんだけ!利益があるよ?ってことです。
この規模で売りにだしたら株価の下落もあるやろね。
実は国民の年金を使って無理に株価操作ってのが実態かと思うんだけど。。。。
そもそも読者の中で株をやったことがある人はどの位いるかな?
株式の運用に関してはイロイロなことが言われていて・・・・・
株式は美人投票 どんな女性でも一部の人があの人がイイ!!となるとその人が美人って評価になる。
注釈を加えるとこういうこと。
投資する側の判断(その判断が間違えているかは問わない)で伸びていくだろうと思ったら皆がその株式を買うので値上がりする。
その動きを見ている人もいて、あら?皆が買っているみたい。
俺も乗っかろうーーという人たちが出てきて、一層値上がりする。(株式用語で提灯買いと言う)
一般投資家はその後を追うことのほうが多くて得も少なく、損は大きめになりやすいのは判るよね。この行だけ後から追加
投資する側の判断が間違えていた場合はその株式の価格は低下してくることになる。
こりゃ、失敗!!とわかると損をしても売りに出す人が次々に出てくる。(株式用語で損切りと言う)
インサイダー取引 公開株の価格の上下に関連する情報を知り得る立場の人がその情報が公開される前に売買を行って利益を上げるかもしくは損失を免れること。
政治銘柄 なぜか?選挙近くになると価格上下の幅が大きくなる特定の株のこと
これってインサイダーに近いものがあるのでは?
その他いっぱいいろんな噂で上下するのを利用して自分の利益を出そうとするのが投資家なのです。
一見、儲かりそうだよねー。
実際利益を上げている人もいる。
実態を話してみますか?
実態は・・・・・・・・仲間内の賭けマージャンを雀荘でやるのと変わりなし!とw
何をイイたいかというと、仲間内で賭けマージャンをやるとどうなるかを考えりゃわかる。
仲間全体の利益を考えた場合、お互いの利益のトータルはどうなるか?
こうなる
雀荘に入り浸るので、その場所代は雀荘へ
ってことは
仲間内の金-雀荘代=仲間内の最初の金の合計
ってことは一部の人はプラスで喜ぶ
一部の人はマイナスで小遣いが減る
誰が勝っても負けても必ずほくほく喜ぶのは雀荘とw
少なくとも仲間内での資金のトータルは雀荘代だけマイナスになるわけ。
因みに雀荘は証券会社ですな。
勝ち組で居続けるのは大変ですぜぇぃーー。
かつて日本にバブルの崩壊ってのがあったことを知っていますか?
この俺の家族もバブルの時期に株式で利益を上げた口です。
しかし周りを見渡すと・・・・バブル崩壊の時に会社が倒産とかの事例をかなり見聞きしました。
自分の持っているマネーで売買すると儲けも少ない。なので信用という仕組みがあって持っている金より大きい金額で売買出来る仕組みがあります。
信用の取引を行うためには、手数料もかなりの出費となります。
不幸な事例はその信用をやっていた人たちですね。
もちろん、儲かるときは人より高い利益が出せる。
でも損失は?普通の人より莫大な損失が出るわけ。
こうして持ち家さえも売って弁済しなくてはいけなくなる。
怖い仕組みですぜ?
その頃の俺の持論は手持ちの金で勝負はするな。
余裕資金や遊び金で勝負ならアリ!
要するにその時、売買したら損失が発生するかもだが、長期的に見れば必ず上がる銘柄を買うべき。
ある程度上がったら売ってもOK。
場合によっては自分が生きているうちに利益は上がらないかもだがw
そんな立ち位置で取引すりゃ問題ないですよ。
別に株式売買しろ!とそそのかしているわけではないのでそこのところよろしく!
ついでにこんな話もしておくかな。
そのバブルの頃の話なんだが、俺の親戚に銀行員のそこそこ地位の高い人がいてね。
うちの法事の時に俺がこんな質問をした。
もう少し内容が複雑だったかもしれないが、極端に簡単に書く。
俺「ドンドン株価が上がって来てますね~。」
親戚「そうだね^^」
俺「土地が上がり、株価も上がりそれがまた、値上がりの循環・・・・これって変じゃないですか?」
ちょっとだけ俺の言うことを理解するために間が開いたが
親戚「◯◯君!考えすぎだよ。あっはっは」
俺「資金の循環には限度があるんじゃないか?その循環がMAXまで来た時はどうなる?」
親戚「あり得ない、あり得ない!心配性だなーあっはっは」
相当古い話なので、時期があやふやだけれどそんな話をした。
因みに今、話題の東電の株式をうちは一番高い株価のちょい手前で売り抜けた。
その後バブルの崩壊が起こった。
日本が経済的に酷い時代に陥った瞬間です。
その後遺症が未だに続いていると考えている。
それを無理やり引き上げようとしているのが現在のアベノミクス。
さらに、そのお先棒を年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用改革が・・・・
通常、真っ当に考えるに株価は企業の業績に連動して株価が変化する。
しかし今の株価はギャンブル要素がどんどん強くなり、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用改革でさらに後押し?
後押しはエエけれど、後押しした結果、失敗するなんて十分有り得るよね。
しかも運用がお役人なんじゃないのか?
ド素人が手を出して出来るわけがない。
過去にそういう失敗がたくさんあったのは皆さん知っとる?
一番有名なのはグリーンピアかな。
またぞろ失敗!!!テヘヘ^^; にならないのか心配なおっさんである。
公的年金流用問題
上記urlから一部抜粋
積立金の運用は、独立した第三者機関で効率的に行い、受託者責任を厳正に適用するため、資金運用業務に特化した年金積立金管理運用独立行政法人[2]が2006年4月1日に設立された。
学識経験者からなる運用委員会[3]を置き、資産構成割合(ポートフォリオ)を含む運用方針の検討や運用状況の監視を行っている。
抜粋以上
なんじゃ?学識経験者って。。。。
どこかで聞いた言葉だな。。。。。
原発の事故でも聞いたような気もするし、消費税のUPの件でも聞いたことがあるし、その他でもイッパイあったよな。
御用学者のお歴々じゃないんだろうな。。。。。。
もしギャンブルに負けたら国民の年金はどうなるんだろうね。
財政状況の悪い政府の借金を返すのは我々国民だよ。
更に財政悪化したらそのツケも国民だ。
国民が政策に口を出さなかったり、良い子で黙っていると、あるいはくだらないゴシップネタで「ワイワイ」騒ぐマスコミに踊らされるとどうなるのかね。。。。
その間に次々と勝手なことを始めるのが政府・高級官僚であるのは過去の歴史が証明済みですよ。
因みに、ギャンブルの才能なんて俺にはないぞ。
ただ、世の中で起きている出来事を懐疑的に見ることが助けになったわけね。
この出来事は、懐疑的に見る主発点の一つかもしれん。
この辺りはですな・・・・・・・・・・・発言権を
家計のヒモを握る主婦の皆様に期待してまっせw
女性の力は侮れないぞ。女性のネットワークも侮れないぞ。女性の直感も侮れないぞ。
「お願いします」と他力本願してみますかw
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